こんにちは。おしゃれで質の良いリフォームを安い価格で提案できる工務店。
注文住宅が得意な会社、大阪府堺市のイロタス建築工房です。
今回は、家づくりには欠かせない「耐震について」のご紹介です。
近年、全国各地で地震の発生が起きています。
テレビでは番組の途中で地震速報のニュースが報道され、SNSでは被害状況の動画や心配する声の投稿などがたくさん流れてくる。
そんな光景を目にしたことがある方も、たくさんいらっしゃると思います。
地震大国と呼ばれるほど、日本は地震の多い国。
しっかりと家の耐震をしておかなければ、いつ来るか分からない自然災害の地震には対応できません。
耐震について知っておくことで、今後の地震対策にもなりますので参考にしていただければ幸いです。
地震について知ろう
そもそも地震とはどのように発生するものなのでしょうか。
地震は、地球の表面に複数あるプレート(板のような大きな岩盤)が、急激にずれることで発生します。
プレートは毎年数センチずつ動いており、ぶつかっているプレート同士の境目が、動きに合わせて少しずつ沈んだり歪むことでどんどん力がたまっていきます。
たまった力が耐えきれなくなると反動で一気にはね上がり、地震の揺れとなって私たちが立っている地面まで伝わるというような仕組みです。
津波も、その時の地盤からの勢いで発生しています。
日本の大陸は、世界的に広がるその大きなプレートが何枚もぶつかりあっている部分の近くにあるため、地震が起きる頻度が高く、地震大国と言わる所以となっています。
耐震と耐震住宅について
耐震とは、読んで字のごとく震えに耐えること。
地震の衝撃に耐え、揺れても壊れにくくすることを耐震と言います。
そして耐震住宅とは、地震対策をした揺れに強い家のことを指します。
現在は、建築基準法で設定された耐震基準をクリアすることが義務付けられているので、近年のうちに建てられた家は、基本的には耐震性の高い構造になっているかと思います。
しかし、地震が来た時に実際には揺れを感じますよね。
耐震構造になっているはずなのに、何故揺れるのでしょうか。
耐震構造の特徴と地震対策の重要性
先ほどご説明したように、耐震とは地震で家が揺れても壊れにくくすること。
耐震性の低い家が強い揺れを受けてしまうと、家は衝撃に耐えきれず倒壊してしまいます。
ですので、揺れは受けるが家は壊れにくいという造りになっているのが、耐震構造の特徴です。
倒壊してしまっては、命の危険に関わりますもんね。
耐震構造になっているからといって、揺れが完全に軽減できるというわけではありません。
耐震構造は、あくまで家の倒壊を防ぐことが目的。
地震の揺れによって棚から物が落ちてきたり、家具が転倒したりすることは免れません。
家自体の耐震構造だけに頼るのではなく、家具が転倒しないよう壁に打ち付けて固定したり、突っ張り棒で支えたりと、日頃から地震対策をしておくことも重要です。
また、地震の影響で何度も揺れを受けると、建物にダメージが蓄積されていき、いずれは倒壊してしまうという危険性も存在します。
地震が繰り返し起こった場合も危険があることを覚えておくと良いと思います。
耐震基準と耐震工事
建築基準法による耐震基準は2000年に改定され、現在の耐震基準では震度6強〜7程度の地震でも倒壊しないレベルで設定されています。
つまり、建てられた家が新しいほど耐震性が高く、別途費用を払って耐震工事を行わなくても良い構造になっています。
では、改定前に建てられた家はどうでしょうか。
耐震基準が今よりも低い基準で建てられているため、規模の大きな地震が起きた場合に揺れに耐えられるかはわかりません。
もちろん、初めから高い基準の耐震工事を行っていたり、後から耐震補強をして耐震性を高めていればその必要はありません。
より地震に強い家にすることは、自分や家族の身を守ることでもあるので、築年数の長い建物は耐震診断を受けてみるのも良いかと思います。
堺市にお住まいの方は、堺市役所の建築防災推進課で耐震診断補助を受けられる場合があります。
条件はありますが、一度相談してみるのも良いかもしれません。
まとめ
耐震は地震から家の倒壊をそして命を守るために必要不可欠なもの。
大きな地震から身を守るためには、まずご自身の家がしっかり耐震基準をクリアしているか調べたり、家具の固定を行ったりと、事前の対策を行うことがとても重要です。
イロタスでは、しっかりと耐震基準をクリアした家づくりをお手伝いいたします。
耐震についてのご相談も無料で承っております。
ぜひお気軽にイロタス建築工房までお問い合わせください。